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07-08年トニー賞発表と感想
トニー賞が発表になりました。予想の当否と言い訳をお楽しみください(予想の詳しい根拠はこちら)。
過去 10シーズンの予想結果はこちら→97-98年、98-99年、99-00年、00-01年、01-02年、02-03年、03-04年、04-05年、05-06年、06-07年。
毎度の前置きですが、トニー賞は興行成績に直接影響が出るのでプロダクション側にとっては重要だけれども、選考には政治的判断による偏りもあるので、観客である我々にとっては“話のタネ”に過ぎません。必ずしも作品選びの基準にはならないことも、心に留めておいてください。
むしろ、このサイトにおいては、予想と受賞とを見比べながら、それぞれの作品の観劇記を読んでいただくのが、正しい楽しみ方となっておりますが、観劇記はおいそれとはアップされませんので、アップされるまでの間は、ここやここやここやここやここやここで、簡単な印象批評を読んどいてください。
受賞作品・受賞者は赤字、★が受賞予想、●が僕の投票です。
作品別受賞数は次の通り。左の数字がノミネーション数、右が受賞数(▲はリヴァイヴァル。◆の観劇記は未アップ)。
今回は、ノミネーションされなかった作品はなし。未見に終わった『GLORY DAYS』は 1日で閉まったため受賞対象になりませんでした。
- 作品賞
『CRY-BABY』
『IN THE HEIGHTS』★●
『PASSING STRANGE』
『XANADU』
- リヴァイヴァル作品賞
『GREASE』
『GYPSY』●
『SOUTH PACIFIC』
『SUNDAY IN THE PARK WITH GEORGE』★
- 主演女優賞
Kerry Butler 『XANADU』●
Patti LuPone 『GYPSY』
Kelli O'Hara 『SOUTH PACIFIC』★
Faith Prince 『A CATERE AFFAIR』
Jenna Russell 『SUNDAY IN THE PARK WITH GEORGE』
- 主演男優賞
Daniel Evans 『SUNDAY IN THE PARK WITH GEORGE』★
Lin-Manuel Miranda 『IN THE HEIGHTS』●
Stew 『PASSING STRANGE』
Paulo Szot 『SOUTH PACIFIC』
Tom Wopat 『A CATERE AFFAIR』
- 助演女優賞
de'Adre Aziza 『PASSING STRANGE』
Laura Benanti 『GYPSY』★
Andrea Martin 『YOUNG FRANKENSTEIN』
Olga Merediz 『IN THE HEIGHTS』●
Loretta Ables Sayre 『SOUTH PACIFIC』
- 助演男優賞
Daniel Breaker 『PASSING STRANGE』
Danny Burstein 『SOUTH PACIFIC』★
Robin De Jesus 『IN THE HEIGHTS』●
Christopher Fitzgerald 『YOUNG FRANKENSTEIN』
Boyd Gaines 『GYPSY』
- 演出賞
Sam Buntrock 『SUNDAY IN THE PARK WITH GEORGE』★
Thomas Kail 『IN THE HEIGHTS』●
Arthur Laurents 『GYPSY』
Bartlett Sher 『SOUTH PACIFIC』
- 振付賞
Rob Ashford 『CRY-BABY』★
Andy Blankenbuehler 『IN THE HEIGHTS』●
Christopher Gattelli 『SOUTH PACIFIC』
Dan Knechtges 『XANADU』
- 楽曲賞
David Javerbaum & Adam Schlesinger(Music & Lyrics) 『CRY-BABY』
Lin-Manuel Miranda(Music & Lyrics) 『IN THE HEIGHTS』●
Alan Menken(Music), Howard Ashman and Glenn Slater(Lyrics) 『THE LITTLE MERMAID』
Stew and Heidi Rodewald(Music), Stew(Lyrics) 『PASSING STRANGE』★
- 脚本賞
Mark O'Donnell and Thomas Meehan 『CRY-BABY』
Quiara Alegria Hudes 『IN THE HEIGHTS』●
Stew 『PASSING STRANGE』★
Douglas Carter Beane 『XANADU』
- 編曲賞
Jason Carr 『SUNDAY IN THE PARK WITH GEORGE』
Alex Lacamoire & Bill Sherman 『IN THE HEIGHTS』●
Stew & Heidi Rodewald 『PASSING STRANGE』★
Jonathan Tunick 『A CATERE AFFAIR』
- 装置デザイン賞
David Farley and Timothy Bird & The Knifedge Creative Network 『SUNDAY IN THE PARK WITH GEORGE』★
Anna Louizos 『IN THE HEIGHTS』●
Robin Wagner 『YOUNG FRANKENSTEIN』
Michael Yeargan 『SOUTH PACIFIC』
- 衣装デザイン賞
David Farley 『SUNDAY IN THE PARK WITH GEORGE』
Martin Pakledinaz 『GYPSY』
Paul Tazewell 『IN THE HEIGHTS』●
Catherine Zuber 『SOUTH PACIFIC』★
- 照明デザイン賞
Ken Billington 『SUNDAY IN THE PARK WITH GEORGE』★
Howell Binkley 『IN THE HEIGHTS』●
Donald Holder 『SOUTH PACIFIC』
Natasha Katz 『THE LITTLE MERMAID』
- 音響デザイン賞
Acme Sound Partners 『IN THE HEIGHTS』●
Sebastian Frost 『SUNDAY IN THE PARK WITH GEORGE』★
Scott Lehrer 『SOUTH PACIFIC』
Dan Moses Schreier 『GYPSY』
受賞予想★で 4、僕の投票●で 4、内ダブり 1で、 7勝 8敗。初の負け越しです。
敗因は、『日曜日にジョージと公演で』と予想した賞のほとんどが『南太平洋』に行ったこと(6部門!)。その代わりにソンダイム Stephen Sondheim に特別賞を出したんじゃないですかね(邪推)。言い訳めきますが、実は『南太平洋』の人気、発表直前の現地の空気で感じてました。いや、ホント(笑)。
『南太平洋』の大量受賞は、ちょっとした揺り戻しのような気がします。なにしろ、 2年連続でオフからの移行組 2作品がノミネーション上位に来るような状況ですから。しかし、その“揺り戻し”の対象作品がリンカーン・センターのリヴァイヴァルというあたり、ブロードウェイの弱体化はもう否めない感じでしょうか。
受賞しなかった作品はクローズの可能性が高くなりますので、お早めにどうぞ。
個人的には、作品は獲らなかったものの、『ジプシー』が役者 3人で受賞したのが、うれしかったです。あ、もちろん『イン・ザ・ハイツ』の作品賞を含む 4賞、『パッシング・ストレンジ』の脚本賞もね。
というわけで、また来年。
ちなみに、トニー賞授賞式の日本での TV放送は、 NHK BS2で 6月29日(日)の予定らしいです。
(6/16/2008)
Copyright ©2008 MIZUGUCHI‘Misoppa’Masahiro
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