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[ゆけむり通信Vol.24]1/11/1997『スカパン SCAPIN』 1/12/1997 『シャピロ&スミス SHAPIRO & SMITH』 道化師に王冠をミュージカル以外に、プレイを1本、ダンス公演を1つ観た。 『スカパン』はモリエールMoliereの書いたコメディだが、大元は、主演がネイサン・レイン Nathan Laneからウーピー・ゴールドバーグ Whoopie Goldbergに代わって続演中の『ローマで起こった奇妙な出来事 A FUNNY THING HAPPENED ON THE WAY TO THE FORUM』と同じく、紀元前の作家タイタス・マキウス・プラウトゥス Titus Maccius Plautusの作品らしい。
古代ローマの奴隷が、口八丁手八丁で主人らをだまして自由を得ようとする。そのために起こるドタバタの大騒ぎ。 ほぼ同じストーリーを持つこの2つの舞台は、本質がスラップスティックだという点でも似ている。役者の動きと演出の捌きが命だ。 その役者と演出をこなすのがビル・アーウィン Bill Irwin。 いやあ、すごいのなんの。みんなして動く動く。 中に2人組の警官が出てくるのだが、これがキーストン・コップスそのまま。と言っても、[これらのコップスも、フランスのゴーモンやパテの喜劇の警官たちからの<頂き>である](小林信彦「世界の喜劇人」晶文社)らしいが、とにかく、絵に描いたような強面のメイクアップで恐ろしげなBGMに乗って現れるという徹底ぶり。 『ローマで起こった奇妙な出来事』はスラップスティック度の低さゆえに時代とのズレを感じさせたのだが、ここまでやれば文句なし。 アーウィンの奴隷仲間を演じたクリストファー・イヴァン・ウェルチ Christopher Evan Welchの動きにも感心。 まず、お詫び。
まず、実はこの日、日曜だったのですが、昼間、ベース・アンサンブルという珍しいジャズのコンサート(日本人ピアニスト、クニ三上氏ゲスト出演)を聴きに出かけ、夜は52丁目に移ったヴィレッジ・ゲイトの『要約・白人音楽の歴史 A BRIEF HISTORY OF WHITE MUSIC』というショウを観る予定で、実際に店に入った。ところが、なんだか様子が違うので聞いてみると、申し訳ないが今日は出し物が変更になったのだ、と言う。 ここまで読んだ方、申し訳ありません。 (4/30/1997) Copyright ©1997 Masahiro‘Misoppa’Mizuguchi |