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[ゆけむり通信Vol.31]10/3/1998『シカゴ CHICAGO』 ビビ去りし後 ついにビビ・ニューワース Bebe Neuwirth が去り、 4人のメイン・キャストからオリジナル・メンバーがいなくなった『シカゴ』。替わってヴェルマ役に就いたのは、ロンドン・オリジナル・キャストで同役をやったウテ・レンパー Ute Lemper。
マレーネ・ディートリッヒ Marlene Dietrich を思わせるような波打つブロンド、くっきりとした顔立ち、蜘蛛のように長くしなやかな手足――ゴージャスと呼ぶにふさわしいルックス。プロダクションもその印象的な姿を生かして、ブロードウェイ沿いに出しているビルボードを彼女を大きくフィーチャーしたものに替えた。
プレイビルによれば、レンパーは、 [クルト・ヴァイル Kurt Weill、マレーネ・ディートリッヒ(!)、スティーヴン・ソンダイム Stephen Sondheim、アーヴィング・バーリン Irving Berlin らのキャバレー・ソングズを中心にしたコンサートで世界的に知られている] らしいし、前述の TV番組のインタヴューでは『シカゴ』以前にはミュージカル経験がないかのような発言をしていたが、実は(これまたプレイビルによれば)、『ピーターパン PETER PAN』『キャバレー CABARET』『キャッツ CATS』『ブルー・エンジェル BLUE ANGEL』でそれぞれ主役を演じたという実績の持ち主でもある(『キャバレー』のサリー・ボウルズ役で得た最優秀女優賞がモリエール賞だと書いてあるから、これはフランス版だろう。てことは、その他も上演はロンドンではなくフランス、あるいはその周辺だったりするのかも。しかし、ピーター・パンを演じたって、いくつの時の話だ?)。 ところで、前回はヒントン・バトル Hinton Battle がスリリングに演じていた悪徳弁護士ビリー・フリン役と、ジョエル・グレイ Joel Grey が一時戻っていたエイモス・ハート役も、キャストが替わった。 劇場窓口の近くに各国語による無料解説書を置いてあるのを発見。日本語版もあります。 (12/30/1998)
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