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Times Square Grill in front of CHICAGO theatre 5/9/2003
[ゆけむり通信Vol.53]
5/8-5/11/2003
トニー賞ノミネーション発表直前(発表は現地時間 5月 12日の朝だった)のニューヨーク。
主な目的は、その対象となる 02- 03年シーズンに幕を開けたブロードウェイ・ミュージカルの未見のものを観ることで、内訳は、チケットを買ってあった人気のリヴァイヴァルが、『ジプシー』と『ナイン』の 2本、半額チケットが出ているオリジナル新作が、『ルック・オブ・ラヴ』、『ふたりはずっと』、『アーバン・カウボーイ』の 3本。
残りは、『ノー・ストリングス』が『シカゴ』を生んだシティ・センター“アンコールズ”シリーズの 1作、『ザナ・ドント!』はオフの新作だ。
出来はともかく(笑)、終わるんじゃないかと心配だった『アーバン・カウボーイ』を観られたのが、超個人的に、今回渡米の最大の収穫。理由はこちらに詳述。とにかく、脚本がひどいが、楽曲作者でもあるジェイソン・ロバート・ブラウン本人がバンドの演奏者しても登場。歌まで聴かせてくれて、これまた超個人的に満足。
もう 1つ抱えていた心配事が、『ジプシー』を、体調不良が伝えられていたバーナデット・ピータースで観られるかどうかだったが、こちらは残念ながらピンポイント休演(前夜とその日の夜は出演)。それとは関係なく、サム・メンデス演出に疑問あり。
『ルック・オブ・ラヴ』は、バート・バカラック&ハル・デイヴィッドの楽曲を使ったレヴューで、手堅い作りだが、アン・ラインキングの振付を含め、新鮮味は全くない。
登場人物が動物ばかりの『ふたりはずっと』は、子供向けミュージカルを上演するニュー・ヴィクトリー劇場からの引越し公演。ヴォードヴィル風味を感じさせるオーソドックスな作品で、演技のレヴェルも高く、装置や衣装も楽しい。
アントニオ・バンデラス、チタ・リヴェラ、メアリー・スチュアート・マスターソンなどの映画でも知られるスターが顔をそろえて人気の『ナイン』。基本的に 96年に観たウェスト・エンド版と同じプロダクションだったが、劇場が大きくなり、出演者が派手になった分、ドラマが拡散して見えた。
『ザナ・ドント!』は、アイディアがつまっていて、とにかく面白い。楽曲には『ヘアスプレイ』系統の楽しさがある。オススメ。
『ノー・ストリングス』はリチャード・ロジャースが楽曲を単独で書いたことで有名。 1度観てみたかった作品だが、現代によみがえらせるのは困難だったかも。
トニー賞対象作品は、出来るだけ授賞式(現地時間 6月 8日)までに観劇記をアップするつもりなので、乞うご期待。。
(5/14/2003)
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