[質問 1]
はい、観ました。
[質問 3]
映画ミュージカルの範疇に入らないものが紛れ込んでるかもしれませんがご容赦ください。
該当期間で私が観た作品を列挙すると;
『世界中がアイ・ラヴ・ユー EVERYONE SAYS I LOVE YOU』『ムーラン・ルージュ MOULIN ROUGE』『ダンサー・イン・ザ・ダーク』『ヘドウィグ・アンド・アングリー・インチ HEDWIG AND THE ANGRY INCH』『8人の女たち 8 Femmes』『シカゴ』『五線譜のラブレター DE-LOVELY』『オペラ座の怪人 THE PHANTOM OF THE OPERA』『ビヨンドtheシー〜夢見るように歌えば BEYOND THE SEA』の 9本です。
特に<気になる> 3本を順不同で挙げると、次の 3本になります。
@『ムーラン・ルージュ』(バズ・ラーマン Baz Luhrmann 監督)
A『ダンサー・イン・ザ・ダーク』(ラース・フォン・トリアー Lars Von Trier 監督)
B『ヘドウィグ・アンド・アングリー・インチ』(ジョン・キャメロン・ミッチェル John Cameron Mitchell 監督)
@は、同監督の『ロミオ+ジュリエット Romeo+Juliet』を観た時、これはシェイクスピアの映画化ではなくて、『ウエスト・サイド物語 WEST SIDE STORY』の舞台をニューヨークからフロリダへ移したものだなと感じました。ですから、歌いはしませんがミュージカル的雰囲気を感じさせる演出は、この作品から既にあったと思います。
ストーリーは単純ですが、タカラヅカもビックリの黒燕尾紳士たちと、カンカンのダンサーたちが入り乱れる群舞場面へ、ニコール・キッドマン Nicole Kidman が空中ブランコに乗って、「Diamonds Are A Girl's Best Friend」を歌いながらの登場は、最初からワクワクさせられました。
愛を歌った名曲の数々が巧く使われていて楽しいかったです。
Aは、これ以上悲惨なお話はないというほど暗い映画です。
ビョーク Bjork 演じるヒロインの心の支えはミュージカル。彼女の幻想ないし妄想の場面がミュージカル・シーンとなっているのが、映画化された『シカゴ』に似ています。
@でも使用された「The Sound of Music」がここでも使われていて、救いの無いヒロインの人生に一筋の光を投げかけていて、そのギャップの大きさに心が痛みました。
Bは、 3本の中では唯一舞台(オフ・ブロードウェイ)からの映画化です。これも暗めの映画でした(笑)。
『シカゴ』や『オペラ座の怪人』等の人気映画を差し置いてこの映画を選んだのは、オリジナル舞台を観ていないからに他なりません。ブロードウェイのヒット作2本も決して悪くはありませんでしたが、オリジナル舞台を観た後では、どうしても見劣りがしてしまいます。
その点、『ヘドウィグ…』はその落し穴に落ちることはありませんでした。想像するに、単なるロック・コンサーになりかねない主観的な一人舞台ミュージカルを、映画化することで客観的に厚みを持たせたことが良かったと思います。ジョン・キャメロン・ミッチェル(舞台も同じ)の鬼気迫る熱演に拍手したいと思います。
考えてみれば、@も死の匂いが立ち込めた映画ですから、 3本ともミュージカルらしいハッピー・エンディングはありません。こんな 3本を選んだ僕ってネがクライのかなぁ?
他の 6本も大好きですが、ミソッパさんの質問文中の<気になる>に拘って選ぶと、こうなってしまいました。悪しからず。