劇団四季の『クレイジー・フォー・ユー』東京帰還公演初日。
様々な不満はあるが、加藤敬二に免じてよしとしよう。 主人公ボビーを演じる彼の陽性のキャラクターとダンスの技、それに和田誠による巧妙な訳詞(半分は台本を訳した高橋由美子)によって、四季作品の中で例外的に楽しい舞台に仕上がった(ポリー役保坂知寿の熱演も認めたいが、柄が違うのと、ブロードウェイ・オリジナル女優ジョディ・ベンソンJodi Bensonに引きずられる形で妙に癖の強い歌になっているのが気にかかる)。
ブロードウェイではもう観られない最愛のこの舞台、今は四季版の向こうにシューバート劇場のステージを思い浮かべて楽しもう。
Copyright ©1997 Masahiro‘Misoppa’Mizuguchi
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